頭痛のツボには 第2弾 2020.8.6

 今回も多くの女性が悩まされている頭痛が発生したときに刺激すると症状を和らげることができるツボを紹介します。

 頭痛には首の後ろから後頭部にかけて締め付けられるような感じの頭痛や、右か左かのどちらかが脈打つような拍動性の痛みを発する頭痛などがありますが、今回ご紹介するのは主に拍動性の頭痛の方が反応すると言われております。

 頭痛が発生しているときに指でゆっくり押し込むことで痛みが和らぐことがあります。必ず効くとは言えませんがダメもとで試してみてください。痛みが出るまで押すと押しすぎです。

 熱中症の症状にも頭痛がありますが、その場合はツボを押すよりさきに首筋及びわきの下の太い血管を冷やす必要があります。真夏の時期にはご注意ください。

 話は戻りまして、我々鍼灸師はこのツボに直接はりやきゅうを施すことで痛みを和らげることもします。頭痛薬を飲むより持続的に効果を表すことがあります。痛みが出る前に定期的に施術しツボを刺激することで頭痛薬を飲まなくてもよくなった方もいます。
 「風池(ふうち)」というツボです。場所は後額部の生え際の中心から指3本分外側のところにあります。

院長写真


次に「百会(ひゃくえ)」というツボです。左右の耳を頭上でつないだ線が交わるところ。いわゆる頭の頂点です。頭のつむじの位置よりは前方になりますのでご注意ください。

院長写真

 

頭痛以外の症状に対するツボの紹介は、時期を改めて行わさせていただきます。。

有木一浩


2020年08月06日