ダルマとお札とコロナ 2020.4.17

 ダルマ(達磨)は、インドから中国へ仏教を伝えた僧侶・達磨。転じて、達磨の坐禅姿を模した日本の置物です。現在では縁起物として広く親しまれています。
 多くは赤色の張子(はりこ)で製作されており、達磨が壁に向かって座禅を続けて(面壁九年)手足が腐ってしまったという伝説にちなみ、手足がなく、顔が大きい。白目のまま販売され、祈願のため左目に黒目を書き入れ、成就すると右にも黒目を入れる「目入れだるま」の風習が、江戸で文化年間に始まって以降続いています。

 そこで病気回復祈願のお札とこの高崎ダルマをあわせて新型コロナウイルスの終息を祈願したいと思います。新規の患者さんを増やす行為が人との接触につながる行為であるため、今は私も人との接触を自粛しています。

 今が正念場です。皆さんも人への思いやりを強く持つことで活動の自粛に努めてください。

有木一浩

院長写真
2020年04月17日